実は自社ローンを希望する人のうち1−2割ほどの人がオートローンの仮審査を受けたところ審査に通っています。以前自社ローン中古車販売店を長く経営している販売店の社長が言っていたのでとても重要なポイントです!
上記の理由からほとんどの販売店では自社ローンを希望する人にもオートローン審査を一旦受けることを勧めてきます。なぜかと言うと販売店にとってもオートローンの方がリスクが少ないためです。
ですからもしもオートローンの審査に望みが少しでもある場合、オートローンの審査も受けてみてはいかがでしょうか?オートローンに通る可能性は充分にありますし自社ローン専門店に限定せず日本全国の販売店から車を探す事が可能です。
こちらのページでは過去のブラックリストが消えていたり、収入の安定期間が長くなっていたりしてオートローンの審査に通る可能性があるのに自分では自社ローンでしか中古車を買えないと思っている人向けにオートローンの仕組みやランキングをまとめてみました。
まずは一番皆さんが知りたいオートローンランキングの紹介です。その後オートローンの仕組みと自社ローンとの違いを細かく解説していきます。
ページコンテンツ『ローンブラック必読』
オートローンオススメランキング
オートローンの審査に通るのであればチャレンジしてみたい方向けにランキング形式でオススメローン会社を紹介します。
オートローンと言っても貸してくれる会社が大きな会社だったり聞いた事もないような会社がありどういった基準で選んで良いかわかりづらくありませんか?
やはり気になるのは
- 金利
- 審査の通りやすさ
- 信販系と銀行系どっちが良いか
- 自分の地域に対応しているか
etc・・・
このような悩みをしっかり加味した上でオススメのオートローン会社をランキング形式にまとめましたので是非ご活用ください。
オートローンの仕組み
銀行や信用金庫、信販会社がオートローン・マイカーローン・自動車ローンの名目で、中古車・新車問わず車の購入代金を融資する金融商品です。
回収出来ることが大前提の商品のため、借り入れを行なう人に対して審査がきつく行なわれます。
過去にオートローンの審査に落ちてしまった人でも一定期間経過後再度オートローンの審査を受けてみると通ったなんて言う話はよくある話なので最初から悲観的に自社ローンのみの購入方法に縛る必要もありません。
金利は会社と販売店の契約によって替わりますので要確認。
意外と金利は馬鹿にならないのでしっかりローンシュミレーションをすることをオススメします。
現金一括で車を買う人は少ないですから金融事故などの理由がなければほとんどの人がローンを組んで買っています。
代表的なローン会社
中古車販売店はキックバックシステムを利用したいので良い契約している信販会社系のローン会社を利用したがります。
ですが銀行系の方が金利は比較的低めな場合が多いので両者しっかり比較することをオススメします。
また販売店によって同じローン会社でも金利が違いますので確認しておきたいポイントです。
100万円を超えるレベルのローンだとオートローンだと金利分だけで10万円前後は金利分余計に発生するので妥協なく見ておきたいところと言えます。
- 信販系オートローン
- オリコ・アプラス・ジャックス・セディナなど
- 一般的には金利が銀行系に比べると高めとされているが審査は甘めとされている
- 最終支払いが終わるまでは所有権は信販会社・使用者が購入者になることが多い
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- 街の中古車屋さん(ディーラー以外)はキックバックが入るため信販系をまずおすすめされることが基本。
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- ディーラー系オートローン
- トヨタ・日産・ホンダなどディーラーの中古車部で買う場合、グループのファイナンス会社を紹介される
- 一般的には金利が銀行系に比べると高めとされているが審査は甘めとされている
- 最終支払いが終わるまでは所有権はファイナンス会社・使用者が購入者になることが多い
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- ディーラーとファイナンス会社は合わせてビジネスが出来るので審査が甘かったり値下げと併用出来たりする。
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- 銀行系オートローン
- 審査が他のローンに比べると厳しめと言われている
- 銀行から一括借り入れで販売店には直接現金で支払うので所有権を購入者に出来る
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- 過去の取引状況次第で審査の優遇も可能
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- その他 信金・労金・JA・損保・フリーローンなど
- 自分の収入状況や車の使用予定に合わせてローンを組んで下さい
- オートローンには決算前等で金利優遇キャンペーンをやっているときが多々あるので1つと決めつけてしまわない方がいい
オートローンでは残価設定型ローンが流行ってます
残価型設定ローンとは、3年後や5年後などに下取り価格を決められた基準で設定しその差額のみにローンを掛ける方法です。
残価型設定ローンは新車がメインだが新車登録して余り経っていない車は出来る場合有り。
100万円の中古車を買った通常ローンと残価型設定ローン比較
- 通常のローンの場合
例)100万円のローンを5年で組めば100万円+金利分を60ヶ月で割って60ヶ月を掛けて返していく - 残価型設定ローンの場合
例)100万円のローンを組まず5年後の下取り価格をあらかじめ決まる(ローン会社によって車種で基準があるので)残価が40万円の場合は差額の60万円にローンを掛け、60万円+金利を5年かけて返済する。5年後、車を引き渡すか買い取るか決める
オートローンと自社ローンの違い
このページでは自社ローンとその他のローンについて解説していきます。
自社ローンの仕組み
自社ローンは販売店と購入者の1対1の金銭やり取りです。
契約時に決められた金額を支払い回数で分割し振込や直接手渡しで支払いを行ないます。
この際に分割金に金利は絶対に掛かりません。金利は0%です。
理由は料金に対して金利を付ける行為は貸金業法上、中古車販売店には認められておらずもしも金利という名目で料金に含まれている場合は必ず店舗に確認をして下さい。
違法です!
関連記事:自社ローンで買う金利とオートローンで買う金利の相場は?
また手数料の名目で金利分を請求する販売店も増えていますのでその手数料が本当に適正金額かチェックして下さい。
たしかに自社ローンではスペアキーの作成等でローンで買うよりも必要経費が増えることは確かなため販売店に積極的に質問して下さい。
自社ローンの保証会社ってなに?
カーセンサーやGoo-netを見ているとよく保証会社が間に入って自社ローンを行なっているという表記をよく見かけませんか?
自社ローンの販売には購入者が飛んだ場合に大きく損失を販売店が負ってしまうシステムです。
そのリスクをなるべく少なくしようと考え出来たシステムが自社ローンの保証会社です。
ただし保証会社を間に入れている中古車販売店と入れていない中古車販売店があるので必ず事前に見積もり等で質問して把握し来店して下さい。
日本全国で爆発的に自社ローンを行なう販売店が増えた理由としては自社ローンの保証会社が出来たのも大きな理由です。
もしも・・・の時でも保証会社が肩代わりしてくれるならやってみようと考えるお店が多かったのです。
関連記事:自社ローンの保証会社って?なにを保証してくれるの?
まとめ
自社ローンはオートローンの審査に受からないとわかってから利用することが好ましい。
理由としては日本全国に自社ローン対応の販売店が出てきているとはいえ1割未満の販売店だからです。
純粋に車両から検索して販売店が自社ローン対応かどうかは運にもよります。
自分がまず買いたいと思える中古車を買うのが良いと思いますのでオートローンの審査を改めてすることをオススメします。
念のためにもう一度ネットで簡単に出来るのでしてみては?
くどいようですが自社ローンしか出来ないと考えている人の1割-2割程度の人がオートローンの審査を一応受けてみたところ審査に受かっています。