グーやカーセンサーでよく見る『当ショップ自社ローンは保証会社○○に加盟しています。』などの表記よく見かけませんか?
一方で『当ショップは保証会社は通さず自社だけで自社ローンを行なっています』という販売店もあります。
このページでは自社ローンの保証会社とは何なのか?について解説していきます。
ページコンテンツ『ローンブラック必読』
自社ローンの保証会社ってなに?
自社ローンにおける保証会社とは
購入者がもし販売店へ支払えなくなってしまった場合、保証会社が一括で販売店へ残額を支払います。その代わりに残りの債権が販売店ではなく保証会社に移譲される。
- 例)残り20万円の時点で支払いが出来なくなった
20万円を保証会社が販売店に一括で支払う
→購入者は保証会社に残りの20万円を分割で支払うか車を引き上げして残額を調整するか交渉する(あらかじめどうするか決まっている場合も多い)
上のフローだけ見ると『なぜ保証会社はメリット無く肩代わりするのか?』と思うでしょうが実は保証してもらうにはあらかじめ契約の際に保証料を保証会社に支払っています。
保証料の相場では、総額のだいたい8%から14%が目安となります。これが既に乗り出し価格に含まれている場合もありますし別途必要な場合もあります。
こればかりは表記が未だに統一されていないので見積もり段階で保証会社を通す自社ローン販売店には必ず聞いておきたいポイントです。
保証会社の売上は保証金です。自社ローンで購入する人が代金を踏み倒したりしなければ丸々儲けですがやはりそれでも10数人に一人、遅延や支払い不能になるケースがあるので相場の保証料を取って商売しています。
貸し倒れの起こらぬよう基本的には保証会社の人も独自審査に加わります。
保証会社を通すメリットとデメリット
メリット
- 自社ローンでもギリギリ独自審査の基準にみたない人でも保証会社がOKと言えば自社ローンを利用出来る。
→販売店は最悪保証会社が負担してくれるなら大丈夫なので販売してくれる - 保証会社がいるので保証人が必要ない。
→近しい人に迷惑をかけなくて済み、親や家族にバレずに購入出来ます。
デメリット
- 販売店負担でなく購入者負担だった場合、金利並みの手数料が掛かる。
→オートローンの金利相場が8%程度、自社ローンの保証手数料も8%から14%程度
自社ローンで保証会社ってどんな会社!?
では自社ローンの保証会社はどのような会社が運営しているのでしょうか?
現在インターネットで見る限りは大阪で運営しているT.L.Assist(TLA)さんがかなりの加盟店を増やし運営されているようです。
たしかに大阪の自社ローン店をネットで見てみるとTLA加盟という表記が多いですね。
その他にも日本全国にあると思いますが会社名が出てきませんでした。自社ローンの保証会社も反社会勢力であってはいけませんから契約前に会社情報等聞くことが出来れば聞いてみて下さい。
保証会社を通さずに自社ローン販売をしている中古車屋さん
中にはTLAのような保証会社を通さずに自社だけで自社ローンを完結させている販売店も多くあります。
保証してくれる会社がないため多少審査が厳しくなったりしますがそこは保証人を立てることで解決する可能です。
中には保証料としては請求されないが車体か買うが元々オートローンに比べて割高だという疑問もあるみたいですが今では日本中から自社ローン対応車は比較出来るのでしっかりサイトで調べて下さい。
まとめ
保証会社は販売店保護のためにある。保証会社を用意している販売店もあれば自社で全てをまかなっている場合もある。
また、保証人を立てることが出来ず一人では自社ローンも通らない場合は保証会社を付けることで自社ローンの独自審査に通ることがあるので利用する価値はある。